iOS SDK 7.0.0から8.0.2へのアップデート時の注意点

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下記は、7.0.0 から 8.0.2 へアップデートした場合の注意点となります。例えば、8.0.0 から 8.0.2 へアップデートする際には、注意点の対象範囲は少なくなります。詳細の変更内容はリリースノートのバージョン間の差分をご覧ください。

iOS SDK 7.0.0 から 8.0.2 へのアップデート時に影響がある箇所は下記をご確認ください。

共通(お知らせ一覧/詳細)

お知らせ一覧画面

お知らせ表示/非表示

プッシュ通知許諾を任意にした場合に使う許諾用メソッドのコールバック

配信IDがInt32型の上限を超えることに対する修正 お知らせ一覧画面においてInt32型へキャストしていた部分を修正しています。 その他については、配信IDの値がInt32型の上限を超える前と同じ挙動となります。 ただし、32bit端末においては、プッシュ通知を受信した際に呼ばれるデリゲートで渡ってくるNSInteger型のmessageIdが配信IDの値がInt32型の上限を超えた場合、負数になります。 補正方法は 8.0.2 の組み込みガイドに記載しますので、以下のページを参照の上、内容のご確認をお願いします。 https://docs.fanship.jp/ios-sdk-instruction-guide/standard-802/sdk-update.html

リリースノート補足

リリースノートを軸に補足いたします。

SDK ver変更点詳細
7.0.1Xcode13.1に対応Apple clang version 13.0.0 (clang-1300.0.29.3)を利用してビルドされております。
Landscapeモードにおける、お知らせ一覧画面のレイアウト崩れを修正画面回転時のレイアウト崩れを修正いたしました。アップデート時にソースコードの差分の確認と、動作の確認をお願いします。
トラックイベントの書き込み、送信処理を修正サーバー負荷対策のため、イベント送信処理を分割して送信するように修正しました。組み込み側への影響はありません。
iOS13からDeprecatedとなっている、networkActivityIndicatorを廃止SDK側で行なっていたnetworkActivityIndicator操作を廃止しました。組み込み側への影響はありません。
8.0.0Xcode13.2.1に対応Apple clang version 13.0.0 (clang-1300.0.29.30)を利用してビルドされております。
SDKのメジャーバージョン番号をAndroidと統一するため8に変更組み込み側への影響はありません。
お知らせ一覧画面のコンテンツを表示/非表示にする機能の追加お知らせ一覧画面にて、ユーザー操作により選択した行を非表示にすることができる機能です。 PopinfoListViewController.m に実装されています。カスタマイズされている場合は影響があります。 navigationItem の leftBarButtonItem、rightBarButtonItem が使われています。 CoreDataのモデルバージョンが4.2になっています。
お知らせ一覧画面のダークモード対応ダークモード表示が可能な配色に更新しました。アップデート時にソースコードの差分の確認と、動作の確認をお願いいたします。
お知らせ詳細画面のダークモード対応ダークモード表示が可能な配色に更新しました。アップデート時にソースコードの差分の確認と、動作の確認をお願いいたします。
8.0.1Xcode13.3.1に対応Apple clang version 13.1.6 (clang-1316.0.21.2.3)を利用してビルドされております。
お知らせ表示件数の初期値を100件から1000件に変更PopinfoConfiguration.m の `int const popinfoMessagesMax = 1000;` 部分です。 アップデート時に差分をご確認の上、適切な値を設定してください。
バックグラウンドフェッチの処理改善BGAppRefreshTask、BGProcessingTaskを使ったバックグラウンド処理を改善いたしました。 組み込み側への影響はありません。
プッシュ通知許諾を選択した後の処理を修正プッシュ許諾通知の表示タイミングを任意にした場合に使用するメソッドのコールバックの動作を改善しました。 PopinfoReceiver.shared.requestPushNotificationAuthorization(completion:) が該当します。 これを利用している場合、挙動に変化がありますので動作の確認をお願いします。
8.0.2配信IDがInt32型の上限を超えることに対する修正お知らせ一覧画面においてInt32型へキャストしていた部分を修正しています。 その他については、配信IDの値がInt32型の上限を超える前と同じ挙動となります。 ただし、32bit端末においては、プッシュ通知を受信した際に呼ばれるデリゲートで渡ってくるNSInteger型のmessageIdが配信IDの値がInt32型の上限を超えた場合、負数になります。 補正方法は8.0.2の組み込みガイドに記載しますので、そちらを参照ください。 CoreDataのモデルバージョンが5.0になっています。